セラピストの日常

リラクゼーションサロンで働く、一セラピストの雑文です。

セラピストは手が命!

いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます^_^

セラピストにとって、商売道具とも言える「手」について今回はお話ししたいと思います。

 

手荒れや手の傷などは厳禁

お客様のお身体に、手を使って施術をする、という仕事内容です。

特にアロマトリートメントなどでは、手が直接お客様の肌に触れます。

ですので、衛生の関係上、手の傷や火傷などは厳禁です。

施術に使うような部分に傷があったり、怪我をしてしまうと、施術自体が出来なくなることがあります。

(指や腕に怪我をしてしまうと、痛くて施術どころではありません^^;)

腱鞘炎なども気をつけなければなりませんね。

骨折なんて以ての外です。

指以外にも腕全体で体重を支えるので、その他手から腕にかけての怪我などは注意しなければなりません。

また、手荒れやささくれなど、意外とお客様にとっては不快指数が高くなります。

手に傷があるからと言って、絆創膏などを貼っていても、施術中に剥がれたり、めくれたりするとそれもお客様にとっては不快です。

なかなか難しいですが、手の管理というものはとても大事です。

かなり厳格に手の管理をされている方だと、

・包丁は使わない

・水仕事をするときには必ずゴム手袋

・高品質のハンドクリームを使う

をはじめとして、ありとあらゆるケアをされている方もいらっしゃいました。

ここまでは難しくとも、少なくとも手のケアにはとても気を配らなくてはいけません。

もちろん爪も同様です。

指を立てることもありますので、爪はかなり短めに整えなければなりません。

そのような理由からジェルネイルなどのネイルをされているセラピストはあまりいらっしゃいません。

(私が接したセラピストの方々は、9割9分自爪で、ネイルをされていませんでした。

されている方でもストーンなし(取れる可能性が高いので)、施術前にはヤスリで長さを短くしていました^^;)

マニキュアも施術中に結構剥がれますので、仕事中はあまりされない方が良いかもしれませんね^^;

自爪が弱い方などは強化のためにジェルネイルや透明のマニキュアをされても問題ないかとは思いますが、長さはあまり出せませんし、ストーンなどもあまり乗せられないかと思います。

お店によっては注意されてしまうことも考えられますので、ご注意ください。

 

お店のオイルやクリームなどにも注意!

意外と多いのが、「お店で使っているオイルやクリームで手荒れやアレルギーがひどくなった」というケースです。

現状ではどのお店も価格競争や経費削減、売上の減少などの問題に直面しています。

どうしても、質の悪いオイルや安いオイルを使わなければいけない、というお店もあります。

また、どんなに品質が良いオイルでも、中には手荒れやアレルギー反応が出やすいオイルもあります。

お客様には問題が起こらなくても、一日に何時間もそのオイルやクリームに触れ、それがほぼ毎日続くようなセラピストは注意が必要です。

ひどくなると、お客様にも不快な思いをさせてしまうかもしれませんし、セラピスト自身が施術するのが嫌になってきてしまいます。

手荒れがひどくなった場合や、湿疹がひどくなった場合などは無理せず、病院などで治療を受けてください!

またアロマトリートメントのコースの施術に入らない、というのも一つの手です。

無理せず早めに必ずお店に伝えるようにしましょう。

ドクターストップを受けたセラピストをたくさん見てきました。

無理をすると日常生活にも支障が出てきますので、軽く見ないようにしてください。

 

その他、体の怪我には要注意!

手以外にも、腰や足など怪我には要注意です。

体を使う仕事ですので、体重がかかる部分に怪我をしてしまうと施術出来なくなります。

私は過去に捻挫をしたことがあるのですが、

患部に負担がかからないようにどんなに施術に工夫をしても、帰る頃にはより酷くなって、階段を一段降りるだけで激痛が走るようになりました^^;

 

アスリート並みに危険を避けるのは大袈裟かもれませんが、

体を使う仕事に怪我は厳禁ですし、お客様の身体に直接触れる部分のケアは何よりも入念に行なわなければなりません。

皆様もご注意を!

 

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