セラピストの日常

リラクゼーションサロンで働く、一セラピストの雑文です。

リラクゼーション業界の実は①〈お給料〉

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リラクゼーション業界は謎に包まれていると私は感じます。

リラクゼーションサロンに通われているお客様も、
リラクゼーション業界で働きたいと思っている方も、
「一体どういう仕事なの?」
と思っている方が多いのではないでしょうか。
お客様にもよく聞かれることではあります。
 
今回はまず、その中の一つ。
「お給料」について書いてみたいと思います。
 
リラクゼーション業界において
給料体系は概ね3種類あります。
 
⑴固定給(正社員)
⑵歩合給(業務委託)
⑶時給(アルバイト)
 
⑴固定給(正社員)
これについては分かりやすいかと思います。
正社員雇用しているサロンは、
大手の全国展開しているチェーン店であるのことが多いです。
しかし注意が必要なのは、
「保険が付かない」という会社が多いこと。
もちろん保険完備で、一般的な「正社員」と変わらないところもありますが、
実情は自分で国民健康保険国民年金に加入しなければならない会社も多くあり、ここは一般的な「正社員」と大きな差があるところかもしれません。
もしリラクゼーション業界で働きたい、正社員が良いと考えておられる方は、
面接時にじっくり話を聞かなければならないポイントかもしれません。
また、これも会社によって様々ではありますが、
固定給の場合、一般的な相場からするとやや低いところも多いです。
忙しくてもお給料はそのまま。
その代わりお店が暇であっても安定した収入を得ることができます。
 
⑵歩合給(業務委託)
分かりやすく言えば、「施術をすればするだけお金がもらえる」という業務体系です。
歩合率についてもお店によって様々で、
低いお店もあれば、
60%ぐらいの歩合率を設けているお店もあります。
この場合、暇であればお給料が入らず、
なかなかスリリングな状況になります。笑
必ずしも安定した収入が毎月入るとは限りません。
ただお店によっては最低保障金を儲けている場合もあります。
例えば、
1日全くお客様に入らなかった。
もしくは1ヶ月のお給料が極端に少なかった。
お店が儲けている規定金額未満であれば、
規定金額が支給される。
超えればその分支給される。
というパターンもあります。
しかし……
私の印象では、最低保障が付いているお店は少ないように思います。
「完全歩合制」と書かれているところは、
その名の通り、完全に歩合。
施術に入った分だけお給料となる、
入らなければお給料はもちろん低い
というパターンが多いと思います。
これは本当にスリリング。
忙しいお店であれば、そんな心配もいりませんが、
お店で働き始めないとそれも分かりません。
経験者の方や、歴が長く指名を取れる方であれば、この働き方の方がやりがいがあるかもしれません。
また、ここで注意しなければならないのは、
「業務委託は雇用ではない」ということ。
個人事業主とお店との契約、ですので、
全て自分でしなければなりません。
確定申告をし、自分で所得税を収めなければなりません。
雇用ではないので、雇用保険にも入れません。
失業した際、それぞれの手当てが受けれないのも注意が必要です。
業務委託に関するエントリーはこちらです。
 
⑶時給(アルバイト)
これも分かりやすいかと思います。
労働時間に応じて支給される形です。
安定したお金が入る反面、
固定給と同じで忙しくても変動はありません。
準備時間や締め作業時間は勤務時間に入らないお店が多いようです。
 
この他にも、
インセンティブ(指名料など)が入るお店もあります。
しかし、セラピスト全般的に言えることは、
「そんなに稼げない」というのが現状です。
「歩合制にすればどんどん稼げるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに指名も取れて、どんどん予約が入ってくれば給料も良くなります。
でも、体は一つ。
必ず限界があります。
稼ぎが良い月があっても、閑散期もあるわけで、
トータルで考えると、「普通」の給料になることが多いです。
 
気持ちがあっても暮らせるだけのお給料がなければ継続することも難しいという
なかなか、難しい仕事です……(・_・;
 
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