セラピストは手が命!
いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます^_^
セラピストにとって、商売道具とも言える「手」について今回はお話ししたいと思います。
手荒れや手の傷などは厳禁
お客様のお身体に、手を使って施術をする、という仕事内容です。
特にアロマトリートメントなどでは、手が直接お客様の肌に触れます。
ですので、衛生の関係上、手の傷や火傷などは厳禁です。
施術に使うような部分に傷があったり、怪我をしてしまうと、施術自体が出来なくなることがあります。
(指や腕に怪我をしてしまうと、痛くて施術どころではありません^^;)
腱鞘炎なども気をつけなければなりませんね。
骨折なんて以ての外です。
指以外にも腕全体で体重を支えるので、その他手から腕にかけての怪我などは注意しなければなりません。
また、手荒れやささくれなど、意外とお客様にとっては不快指数が高くなります。
手に傷があるからと言って、絆創膏などを貼っていても、施術中に剥がれたり、めくれたりするとそれもお客様にとっては不快です。
なかなか難しいですが、手の管理というものはとても大事です。
かなり厳格に手の管理をされている方だと、
・包丁は使わない
・水仕事をするときには必ずゴム手袋
・高品質のハンドクリームを使う
をはじめとして、ありとあらゆるケアをされている方もいらっしゃいました。
ここまでは難しくとも、少なくとも手のケアにはとても気を配らなくてはいけません。
もちろん爪も同様です。
指を立てることもありますので、爪はかなり短めに整えなければなりません。
そのような理由からジェルネイルなどのネイルをされているセラピストはあまりいらっしゃいません。
(私が接したセラピストの方々は、9割9分自爪で、ネイルをされていませんでした。
されている方でもストーンなし(取れる可能性が高いので)、施術前にはヤスリで長さを短くしていました^^;)
マニキュアも施術中に結構剥がれますので、仕事中はあまりされない方が良いかもしれませんね^^;
自爪が弱い方などは強化のためにジェルネイルや透明のマニキュアをされても問題ないかとは思いますが、長さはあまり出せませんし、ストーンなどもあまり乗せられないかと思います。
お店によっては注意されてしまうことも考えられますので、ご注意ください。
お店のオイルやクリームなどにも注意!
意外と多いのが、「お店で使っているオイルやクリームで手荒れやアレルギーがひどくなった」というケースです。
現状ではどのお店も価格競争や経費削減、売上の減少などの問題に直面しています。
どうしても、質の悪いオイルや安いオイルを使わなければいけない、というお店もあります。
また、どんなに品質が良いオイルでも、中には手荒れやアレルギー反応が出やすいオイルもあります。
お客様には問題が起こらなくても、一日に何時間もそのオイルやクリームに触れ、それがほぼ毎日続くようなセラピストは注意が必要です。
ひどくなると、お客様にも不快な思いをさせてしまうかもしれませんし、セラピスト自身が施術するのが嫌になってきてしまいます。
手荒れがひどくなった場合や、湿疹がひどくなった場合などは無理せず、病院などで治療を受けてください!
またアロマトリートメントのコースの施術に入らない、というのも一つの手です。
無理せず早めに必ずお店に伝えるようにしましょう。
ドクターストップを受けたセラピストをたくさん見てきました。
無理をすると日常生活にも支障が出てきますので、軽く見ないようにしてください。
その他、体の怪我には要注意!
手以外にも、腰や足など怪我には要注意です。
体を使う仕事ですので、体重がかかる部分に怪我をしてしまうと施術出来なくなります。
私は過去に捻挫をしたことがあるのですが、
患部に負担がかからないようにどんなに施術に工夫をしても、帰る頃にはより酷くなって、階段を一段降りるだけで激痛が走るようになりました^^;
アスリート並みに危険を避けるのは大袈裟かもれませんが、
体を使う仕事に怪我は厳禁ですし、お客様の身体に直接触れる部分のケアは何よりも入念に行なわなければなりません。
皆様もご注意を!
月と六ペンス
「セラピスト」って何ぞや?
いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます^ ^
今回は根本的に「セラピスト」という職業について掘り下げて考えて行きたいと思います。
「セラピスト」という言葉、何だか漠然としていませんか?
外来語ですので、余計にどんな職業なのか聞いただけではよくわかりませんよね^^;
私もセラピストとして従事していますが、友人など周りの人に説明するときに伝わりづらいなーと思うことがあります。
何気なく使っているけれど、何だか曖昧な言葉だなーと思ったりしています。
「セラピスト」という言葉
「セラピスト」という言葉は、「セラピー(therapy)」から派生した言葉です。
「セラピー(therapy)」とは、「治療」を意味する英語です。
ですので、日本語に直訳すると「治療家」となります。
意訳をすれば「癒す人」と言えるかと思いますが(全く「癒し」という意味がないわけではないと思いますが)、海外のニュアンスで言うと「手術などを行わないような療法を行なう人」と言った感じでしょうか?
日本での「セラピスト」
日本において治療を行うことが出来るのは、医療従事者のみとなります。(法律上)
ですので「治療」という言葉は医療従事者以外使うことができません。
(治る、治す、矯正などの言葉はリラクゼーションではご法度です。)
そのような点と、
「リラクゼーション」と呼ばれるようなお店が誕生したり、
「アロマセラピー」が本格的に日本でブームになったり、
と言った点から、「セラピスト」という言葉が日本語に訳されずにあてがわれるようになったのかな?と思います。
(日本語に訳すのが難しい外来語をそのまま取り入れることが出来る日本語は、とても便利ですが、意味を考えていくと何のことかわからなくなってしまうこともありますよね^^;)
特に「アロマセラピー」が本格的に日本でブームになったことで、セラピーという言葉が耳馴染みになってきたことは大きいように思います。
(もちろん正確なことはわかりませんが。)
今では「リラクゼーションセラピスト」という職業が正式に認可されるまでになりました。
「リラクゼーション」という言葉も相まって、日本では「癒し」という意味合いが強いように思います。
「癒し」って何だか漠然としていますよね^^;
「疲れを癒す」と言った感じですかね?
温泉とかのイメージでしょうか?笑
よくよく考えても、漠然としている気がします。笑
私も「癒すって結局どういうことなんだろう?」と考えたりもします。
難しいところです^^;
たくさんある「セラピスト」
先ほど書いたように、本当に漠然とした範囲をさす、日本の「セラピスト」という言葉。
もちろん、「セラピー」というのは、リラクゼーションのようなお客様の身体に直接施しをするものだけを指す言葉ではありません。
元来は治療を指す言葉ですので、本当に色んなセラピーが存在します。
一例を挙げますと……
- ボディケアセラピスト(もみほぐしなどのセラピスト)
- アロマセラピスト(アロマセラピー、アロマトリートメントを行なうセラピスト)
- カラーセラピスト
- アートセラピスト
などなど……。
調べただけでもたくさんあってびっくりしました(O_O)
身体や心を癒す職業の方々をセラピストとお呼びし、細かな分類を「セラピスト」の前につけると言った感じでしょうか。
これからもどんどんセラピストの種類が増えそうな気がしますね。
でも一般的に言えば、今や「セラピスト」単体ではリラクゼーションで働く人を指すような気もしますが、どうなんでしょうね?
今回は掘り下げて考えると冒頭に書きましたが、結局明確な答えは出ませんでした。笑
「リラクゼーション」という言葉も私自身ではあまりしっくりきていないのですが、
「セラピスト」という言葉も何だか漠然としていて、他に良い言葉、的確な言葉がないかなー?なんて思ったりします^^;
私だけでしょうか?
セラピストを続けていく上で大事なこと
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます^ ^
今回は「セラピストを続けていく上で大事なこと」を私目線ですが書いていきたいと思います。
私事ですが、今年でセラピストという職業に従事し、5年目を迎えました。
初めてスクールに通い始めたのは、もう10年以上も前になります。
5年を長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれではありますが、お客様にお伝えすると「ベテランですね。」と言われることが多くあります。
もっと長く続けられている方にしてみれば5年なんぞはひよっこですが笑、お客様の感覚では「長い」ようです。
なぜかといえば、やはり入れ替わりが激しい業界というのをお客様がご存知だからです。
「お気に入りの人が居たのに、みんな少しすると辞めてしまう」と本当に多くの方が仰ってます^^;
辞めてしまう理由は、以前のエントリー(リラクゼーション業界の実は④<離職率> - セラピストの日常)でも書かせていただいた通りですが、セラピストという仕事自体を辞めてしまう方もかなりの数でいらっしゃいます。
それぞれで理由は様々ですが、業界の現状として長く続けていくのが少し難しいというのが実情です。
その中で、どのようにして長く続けていくか、というのはとても重要なポイントです。
以下、私が大事にしていることです^ ^
1.自分のケアが一番重要。
これが何よりも大事です。
「心身のケア」というサービスを提供するセラピストは、自分のことは横に置いておいてお客様に尽くしてしまうことが多々あります。
もちろんそれは大事なことですが、それでご自身の心身の状態が悪くなってしまっては全く意味がありません。
ご自身がお客様の立場で、体調が悪いセラピストや心の状態が芳しくないセラピストにケアしていただきたいと思うかどうか、と一度考えてみてはいかがでしょうか。
少なくとも私は、そのような状態のセラピストに無理をしていただきたくない、と感じます。
私もこの業界に入り、頑張り過ぎてしまい、大きく体調を崩してしまうことが何度かありました。
お客様の前では気丈に振る舞って居ても、分かる方には伝わってしまいます。
その時はよく「体調悪そうだね。大丈夫?」とケアに来ていただいたお客様に逆にご心配をかけてしまいました。
このような状態になってしまうことが一番ダメだと思います。
このような状態になってしまうと、セラピストという仕事を続けることが苦になって来ます。
ご自身が無理してシフトを入れていないか、予約を無理して入れていないか、今のご自身の体や心の状態は良好かどうか、など、常に自分の心身の状態に気を配ることが一番重要です。
そして、自分なりの対処法を必ず見つけることが大事です。
必ず誰にでも限界はあります。
限界を知ること、我慢せずに周りに伝えることなどが重要です。
お店やお客様に迷惑をかけたくない、お給料に響く、という問題もありますが、健康であれば取り戻せます。
セラピストを長く続けていきたいのであればなおさら、無理は禁物です。
まずは自分のことを大事にしてあげてください。
2.自分のブレない「芯」を持ち続けること
どんなお仕事でも一緒かと思いますが、
セラピストとしての「芯」は変えてはいけないと思います。
働く期間が長くなっていくと、初心を忘れてしまいますよね。
もちろん現場を知り、考え方を柔軟に変えていかなければならないこと、合わせていかなければならないことはたくさんあります。
理想だけではどんな仕事も続けてはいけません。
しかしセラピスト個人として大事にしたいことや、お客様に対する姿勢や理念はしっかりとお持ちになっていた方が、お客様の信頼に繋がると思います。
その部分がブレてしまうと、この仕事を続けていく意味が失われていきます。
キャリアや環境とともにご自身が求めるものや理想は変わっていくと思いますが、根本的な「想い」や「考え」を変える必要はないと思います。
3.勉強を怠らないこと
セラピストという仕事は、いわば「専門職」であり「技術職」です。
国家資格は必要なくとも、お客様の身体に直接アプローチしていくという仕事ですので、身体に関することや病気・怪我に関することを最低限知っておく必要があります。
(技術だけあれば出来てしまうお仕事でもありますが、私の考えとしては最低限知っておかなければ施術するのが怖いと思ってしまいます。)
そして身体や健康に関わる研究や情報は絶えず新しくなっていきます。
一昔前の考え方では現代のお客様の身体に対応していくことが難しくなっていきます。
また、世界中には様々なトリートメント方法があります。
マッサージの方法一つにしても、多種多様。
アプローチ方法もそれぞれ違いますし、考え方も違います。
どれが正しい方法や考え方だ、というものではなく、自身の幅を広げていくことはとても重要だと思います。
知識や技術の幅が広がることで、対応できるお客様の幅にも広がりが出来てきます。
またご自身に合った方法や知識を身につけることで、仕事が良い意味で楽になってくると思います。
私自身、まだまだセラピストとしての歩みの途中であり、技術や接客、知識もまだまだですが、この仕事は終わりがないお仕事だと思います。
そういう意味ではとてもやりがいのあるお仕事だと感じています。
日々成長^ ^
私自身、長くセラピストを続けていられるよう努力していきたいと思います!
月と六ペンス
セミナー終了致しました^ ^
本日開催しておりましたセミナーが、無事開催でき、また無事終了致しました^ ^
お集まりいただいた方々、本当にお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございました。
私の拙いお話でお役に立てたかは分かりませんが、私としましてもとても有意義な時間となりました!
本当に開催させていただいてよかったです^ ^
今後もまたこのようなセミナーを開催できればと思っておりますので、
よろしければご興味ある方はご参加くださいませ!
本日は誠にありがとうございました^ ^
月と六ペンス
男性セラピストの需要②
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
業務委託セラピスト向けのセミナー、
2017年4月6日(木)、大阪市中崎町にて開催決定!
参加者募集中です^ ^
詳しくは下記エントリーをお読みください。
→業務委託セラピスト向けセミナー⑴業務委託セラピストのいろは - セラピストの日常
→業務委託セラピスト向けセミナー⑵セラピストの確定申告 - セラピストの日常
以前のエントリー(男性セラピストの需要 - セラピストの日常)で書かせていただきましたが、
男性セラピストの数は、以前にも増して次第に増えてきてるように思います。
(もちろん昔からいらっしゃらなかったわけではないですが。)
ここでまた掘り下げて書いていきたいと思います^ ^
男性セラピスト増加の理由①
その理由としては、一つはセラピストが職業として認知されてきたことが上げられます。
リラクゼーションサロンが街中にあふれ、
気軽にリラクゼーションセラピストという職業に触れる機会が増え、興味を持たれた方が多くいらっしゃるように思います。
お客様とお話をしていても、セラピストになることを真剣に考えておられる方もいらっしゃいますね^ ^
手に職というのも、女性だけではなく、男性にも魅力的になってきたようです。
男性セラピスト増加の理由②
二つ目の理由としては、「整骨院・鍼灸院からリラクゼーションへの移行」というのが挙げられます。
男性セラピストに関して言えば、施術者としてのキャリアはリラクゼーションセラピストとしてだけ、という方より、
整骨院で働いていてリラクゼーションサロンに移ってきた、という方の方が圧倒的に多いです。
今まで私が職場で出会った男性セラピストのほとんどが、資格の有無にかかわらず、以前は整骨院で働いていた、という方でした。
リラクゼーション業界の実は⑧<資格⑵> - セラピストの日常でも書かせていただいたように、
しかし国家資格取得前の学生さんなどを見習いや助手として雇い、施術の補助をしてもらう、というケースは多くあります。
現在では整骨院への不正の追及や監視の目が厳しくなり、資格を持っていない方は雇わないという整骨院も増えてきています。
助手として雇っていた無資格の方を辞めさせてしまうケースもあるようです。
しかし整骨院も近年急激に増加していて、整骨院自体が生き残りにかけて、以前にも増して競争が激しくなってきています。
整骨院は拘束時間も長いですし、開業しないと儲からないとまで言われています^^;
(十分なお給料・待遇のところもあるかと思いますが、一般的なお話です。)
また、整骨院や鍼灸院であっても、施術内容は限られていたり、クライアントにとってはリラクゼーションの方が魅力的だと感じる施術者も多いようです。
国家資格を取得するまでには多額の費用とそれなりの歳月がかかりますし、
整骨院自体が厳しい競争の中にあります。
雇われとしての立場でも、今後開業をかんがえられている立場でも、
整骨院よりもリラクゼーションで施術する方が未来がある、と考えている男性セラピストも多いようです。
リラクゼーションでの男性セラピストの需要
それでは実際、リラクゼーションでの男性セラピストの需要がどのようなものなのか、と言えば、
現状ではまだまだリラクゼーション業界においては厳しい状況と言えるかもしれません。
約一年前に、男性セラピストの需要 - セラピストの日常の記事を書いたのですが、
この時点では男性セラピスト在籍を売りにしたお店が続々と出てきていたのです。
なのでもう少し需要が増えてくるかなーと思っていたのですが、
最近は厳しい状況のようです。
男性セラピストの数は実感として増えてきていると思うのですが、それに需要が追いついていない状態です。
男性セラピストは不利?
お客様のお声などを聞いていると、男性セラピストに対する先入観などがある方もいらっしゃいますが、
多くの方は男性のお客様、女性のお客様問わず、過去に男性の施術者にあたり、多少なりと嫌な経験をした、という方が大半でした。
お客様に色々と話を聞く中で、びっくりするような内容のものもあり^^;
男性セラピストが増えてきたこともあるのでしょうか?
私が普段接する男性セラピストのほとんどは、接客・施術共にかなり気を遣っているセラピストばかりです。
男性セラピストはお客様に不快な思いをさせないよう、女性セラピスト以上に気を遣わなければいけないことも多いです。
しかし過去に嫌な思いを経験された方にとっては、どんなセラピストであっても安心させるのは至難の技ですよね^^;
また最近では、男性セラピスト(多くが整体の施術をされている方ですが)が、わいせつ容疑で逮捕される、というニュースも多くなってまいりました。
(真偽の程は不明ですが、お客様に不快な思いをさせてしまったのは事実かと思われます……。)
以前に記事を書いた時に男性セラピスト在籍を売りにしていたお店も、今ではその謳い文句を外しているお店もあり……。
(理由は不明です。もしかすると人手不足などもあるのかもしれません。)
リラクゼーション業界で働く男性セラピストは、今まで以上に気を遣って仕事をしなければならない状況かと思います。
もちろん多くのお店で男性セラピストが活躍しており、信頼を得ている方も多数いらっしゃいます。
身近で一緒に働くスタッフとして、男性セラピストがどれだけ気を遣っているかも存じ上げているので、何とも心苦しい状況です^^;
もちろん、お客様に不快な思いをさせないというのはセラピストの性別関係なく、注意して施術・接客していかなければならないことです。
ただ、まだまだ女性セラピストが圧倒的に多い中で、たまたまあたった男性セラピストで何か嫌な思いをされた場合、お客様はどうしても「男性のセラピストはダメだ。合わない。」と思ってしまわれるかと思います。
男性セラピストがより活躍するためには
男性セラピストがリラクゼーション業界で活躍していくためには、気をつけなければならないことが多々あります。
- 接客は思っている以上に丁寧に。
- 施術は細心の注意を払って。
- お声掛けを積極的に行なう。
これが大まかなポイントかと思います。
特に整骨院など治療を専門とした所で行う患者さんに対する接客と、リラクゼーションでお客様に対する接客は違うと私は感じています。
お客様の見る目も違うでしょうし、求めるものも多少なりと違うと思います。
もちろん店舗の傾向や売りによって接客の仕方も変わってきますが、
接客は丁寧に行なうことにデメリットはないように思います。
言葉遣いや喋り方一つで印象は良くなりますし、逆に悪くもなります。
男性セラピストが一番気をつけなければならないところかと思います。
また、一般的に女性の方が男性よりも色々なところに配慮できる、ということが言われていますが、タオルのかけ方やお客様の身体を動かす時などの動かし方、なども気をつけなければなりません。
(これは女性セラピストでも同じです。)
施術に関して特に注意することは、手の位置や施術時の身体の位置です。
自身の身体がお客様に密着しすぎても不快に思われる方もいらっしゃいますし、際どいところに手を置かれたりするのも嫌だと思われる方も多いです。
施術に真剣に熱中してしまうと、このような細かいところに気が行かなくなってしまいますが、細心の注意を払わなければいけません。
男性セラピストの方々は重々承知のことかと思いますが、自身が出来ている、と思っていることと、お客様が感じることには差があります。
あくまでもお客様がどう感じるか、の方が大事です^ ^
最後に「お声掛け」は最も重要かと思います。
特に男性セラピストに対してマイナスなイメージがある方や、初めてご来店されて方などには積極的にお声掛けを行ない、心を和ませる、というのが重要です。
初めて行くお店や、体験したことのないメニューを受ける時など、誰でも不安ですよね?
私はリラクゼーションだから、施術中会話をしない方がいい、とは思いません。
お客様の性格やご要望を知りたいですし、少しでも心を開いていただけると施術がしやすくなります^ ^
「寝たい!」というお客様には頻繁なお声掛けは不要ですが、気持ちよく寝ていただくためにも最初は軽く会話はする方がいいかな、と思います。
安心していただく、というのが一番の目的です。
お話できそうな方には、お身体のお話だったり、圧の強さ加減であったり、態勢がしんどくないか、部屋の温度は適温かなどのお声掛けを行ない、施術すると安心してくださるように思います。
もちろんセラピスト全体としてお声掛けは重要ですが、特に男性セラピストは無言で施術するより、適度な会話でお客様の心を和ませるとより信頼感に繋がると思います。
長々と書いてしまいましたが、少しでもお役にたてましたら幸いです^ ^
業務委託セラピスト向けのセミナー、
2017年4月6日(木)、大阪市中崎町にて開催決定!
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詳しくは下記エントリーをお読みください。
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月と六ペンス
セミナー開催まであと2週間!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
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ご検討中の方は、お早めにご予約くださいませ^ ^
準備も着々と進んでおります!
なかなかボリューミーな内容になっておりますが、
できるだけ詳しく、わかりやすくご説明していきたいと思っております!
現在セラピストとして働かれている方も、
今更聞けないことがおありの方や、働き方でお悩み中の方も、是非この機会に一度自身のキャリアを見つめ直す意味でも、ご参加いただければと思います^ ^
皆様にお会いできますことを楽しみにしております^ ^
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http://tsukito6pens.jimdo.com/
リラクゼーション業界の実は⑩<掛け持ちのセラピスト>
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
業務委託セラピスト向けのセミナー、
2017年4月6日(木)、大阪市中崎町にて開催決定!
参加者募集中です^ ^
詳しくは下記エントリーをお読みください。
⑴業務委託セラピストのいろは
http://tomoe283.hatenablog.com/entry/2017/03/07/132809
⑵セラピストの確定申告
http://tomoe283.hatenablog.com/entry/2017/03/07/140627
さて、現在私は掛け持ちで勤務しています。
どちらもリラクゼーションサロンです。
実はリラクゼーション業界で掛け持ちでサロン勤務しているセラピストは、多くいます。
その大まかな理由や、実態を今回は書いていきたいと思います^ ^
今後のキャリアの参考になりましたら幸いです。
実は結構な割合で、リラクゼーションサロンを掛け持ちしているセラピストがいるのですが、
その理由は様々だと思います。
・様々な技術を身に付けたいから。
・掛け持ちだと気分転換になるから。
・現在の収入にプラスしたいから。
・本当は辞めたいけれど、辞められない状況下にあるから(人手不足で辞めるに辞められないなど)。
・知り合いに手伝ってくれと言われたから。
・なかなか希望のシフトに入れず、やむなく新しいお店を探す。
などなど、人それぞれの理由がありますね。
掛け持ちで働く場合は、大体がどちらかが業務委託(歩合制)か、両方が業務委託という2パターンが多いです。
少数の場合を除き、掛け持ちで働くセラピストは稼げないことが大半です。
どういうことかと言いますと……。
多くの場合は
「レギュラーでいても稼げないから、掛け持ちをして少しでも収入を得たい。」という状況だからです。
レギュラーで稼げるのならば、それに越したことはありません。
しかし暇なお店だと、長時間いても稼げないことが多いです。
入って見たは良いものの、稼げないから掛け持ちで違う所を探す……という場合も多く聞きます。
また、時給スタッフや正社員の場合、もともと条件が厳しければ、そのお給料から増えることもないので、少しでもプラスで稼ぐことを考える、という方もいらっしゃいます。
掛け持ちで働かれている方で、休みは週一日あれば良い方、という方だったり、一日12時間ぐらい働いているという方も多くいらっしゃいます^^;
大変ですよね^^;
掛け持ちでそこそこの収入を得ている方は、私の知っている限り少ないような気がします。
掛け持ちで休みなく働かれている方も多いこの業界ですが、私が感じたデメリットは
掛け持ちをすることで、気持ちの切り替えが難しい、という点です。
サロンにはサロンごとに特色があり、お客様の傾向もあります。
サロンごとに業務内容なども違いますし、接客方法や施術も違うことがあります。
お店が変わることで、セラピストは柔軟に切り替えなくてはいけないのですが、それもなかなか難しい時もあります。
似たような系統のお店である場合は対応できますが、
全く違う系統のお店で掛け持ちをする場合は、結構きついです^^;
こうなると余計にお店に慣れないのでお客様の引きが悪くなってしまう、お客様からの支持をなかなか得られない、という悪循環に陥ることもあります。
稼ぎやメンタルの面では、やむを得ない場合以外は掛け持ちで働くということに大きなメリットがないように私は感じます^^;
ただし、
・様々な技術を身に付けたい
・色々なお店を知りたい
・色々なタイプのお客様に施術したい
というタイプのセラピストには掛け持ちは良いかもしれません^ ^
私はやむを得なく掛け持ちをしているのですが、
少し考え中です(´-ω-`)
やっぱりレギュラーで一つのところに腰を据える方がいいかなと考えています(´-ω-`)
少し参考になりましたでしょうか?^ ^
業務委託セラピスト向けのセミナー、
2017年4月6日(木)、大阪市内で開催決定!
参加者募集中です^ ^
詳しくはHPをご覧くださいね^ ^
月と六ペンス
http://tsukito6pens.jimdo.com/